山本浩貴さんにレビューを書いていただきました

2021年の個展のレビューを山本浩貴(金沢美術工芸大学・講師)さんに
本格的な論考
言葉「で」橋をかけ、言葉「に」橋をかける:高橋喜代史の実践における「芸術」と「言葉」の関係について
を書いていただきました。

text に掲載しています。

山本浩貴さんといえば、現代美術史  欧米、日本、トランスナショナル
の著者としてご存知の方も多いかと思います。

社会と美術という視点からの通史としてはこれまでにもあまりなく、
2011年以降の美術まで網羅した現代美術史となると
これ以外には、なかなか無いんじゃないかな?

膨大な情報量を新書にまとめ、戦争にまつわるところなど表現の難しい箇所も
明瞭に書かれていて、このように表記すればよいのかなど、
私にとって学びが多い一冊でした。

これは大変重要なお仕事だと思いますので、美術関係者だけでなく
美術に関心のある方であれば、誰にでもお勧めできる本です。ぜひ。